【当店の風呂釜洗浄のご紹介】


お風呂は毎日使う場所ですが、追い焚き配管の中は見たり洗浄するのが難しい場所です。

実は配管の奥には、目に見えない菌やバイオフィルム(ヌメリ)が蓄積しやすく、ニオイや汚れの原因になります。

このバイオフィルムは菌が増殖しやすい環境をつくるため徹底洗浄する必要があります。

当店では、見えない部分まで徹底的にキレイにするため、次のような工程で風呂釜洗浄を行っております。


1. ルミテスターで菌数を測定

当店では作業前後にATPふき取り検査器(ルミテスター)で配管内の衛生状態を数値化しています。

この機器は菌の種類を特定するものではありませんが、菌やカビ、バイオフィルム(ヌメリ)、

皮脂などの有機物に含まれるATP(アデノシン三リン酸)量を測定できます。

下のグラフは浴槽水を対象にした調査の結果です。

横軸は機械の数値、縦軸はレジオネラ菌の検出率です。

つまりは

数値が低いほうがきれい!

40を超えたらキケン!

ということです。

このように、ルミテスターは見えない汚れや菌の量を「数値」で確認できるため、洗浄前後の効果が一目でわかります。

作業前に、ATPふき取り検査器(ルミテスター)で配管内の菌数を測定します。

これにより、目に見えない汚れの「数値」を出し、ビフォーアフターをしっかり比較できます。

風呂釜洗浄における菌の計測の数値の危険度合
Screenshot

https://biochemifa.kikkoman.co.jp/files/page/atp_portal/docu/building_maintenance_katu.pdf


2. アルカリ洗浄で汚れを分解

まずはアルカリ性洗剤(過炭酸ナトリウムを中心とした当社ブレンド洗剤)を配管内に循環させ、皮脂・皮膚タンパク質・皮膚油分などの酸性汚れを化学的に分解します。

追い焚きをして15分循環後、そのまま15分放置し、奥まで成分を浸透させます。

アルカリ洗剤を使い湯船の風呂釜洗浄を行っている画像

3. 中性洗浄で汚れを浮かせる

次に中性洗剤を加えて再び追い焚きを行い、15分放置。

ここまでの作業でも汚れが浮き出ているのがわかります。


4. マイクロバブル洗浄で物理的に洗い落とす

水中ポンプを設置し、マイクロバブル(直径50μm以下の極小の気泡)を発生させながら追い焚きを回します。

この細かい泡が配管の細部まで入り込み、化学的に緩んだ汚れや菌膜を物理的に剥がし落とします。


5. 酸性リンスで仕上げ

最後にお湯を張り替え、pHを測定しながら酸性洗剤を投入。

アルカリ成分を中和し、水アカ(炭酸カルシウム汚れ)も溶かして仕上げます。

中和処理を行うことで、配管や金属部品の腐食リスクも減らします。


6. 仕上げ測定で効果を確認

再度ルミテスターで菌数を測定し、洗浄効果を数値で確認。

お客様にも結果と作業工程詳しくご説明します。

ルミテスターで計測した、風呂釜洗浄によって減少した数値。ビフォーアフター。

洗浄前後で数値が大きく下がることは、見えない汚れや菌がしっかり除去された証拠です。

一日の疲れを癒すお風呂です。

「なんとなくキレイになった」ではなく、数値で効果を確認できる風呂釜洗浄で、毎日の入浴をより安心・快適にお楽しみください。

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